家族みんなが笑顔に!ママが実践するハッピーマインド
家庭の中でママの存在はとても大きく、家族の雰囲気や関係に大きな影響を与えます。
忙しい日々の中で、ストレスや疲れからついイライラしてしまうこともあります。
家事・育児は毎日同じことの繰り返しで、変わり映えしない毎日にモヤモヤした気持ちを抱えていました。
しかし、ママが前向きでハッピーなマインドを常に持つことで、家族全員が笑顔で過ごせるようになるのです。
私自身、家事・育児に対するマインドを変えることで前向きになれました。そして家庭の雰囲気が驚くほど変わることを実感しています。この記事では、私が実践したハッピーマインドを保つ方法をお伝えします。家族みんなが笑顔になるためのヒントをぜひ取り入れて、より明るく楽しい家庭を築きましょう。
家族を1つの組織として考える
なんの制限もなく働きに出たいという気持ちと、家事育児だけして1日が終わっていく現実のギャップに以前までとてもモヤモヤしていました。
しかし「家事労働」という言葉があるように専業主婦は家事・育児をこなして家をうまく回すことが仕事です。まずは目の前の与えられた役割を果たそう気持ちを切り替えることにしました。
そこで家族を一つの組織と考えて家事育児を仕事として捉えることにしました。
私は『だから僕たちは、組織を変えていける』という本を参考に28のワークを通して家事育児に対する考え方・向き合い方を変えることができました。
この本は働いている人に向けて書かれているので専業主婦が自分ごととしてワークを進めるには難しい部分もありましたが、それでも大切なことに気づけて自分が今しなくてはいけない事に集中できていると感じています。
そこでこの記事ではこの本の中で紹介されていた専業主婦にとって大切になる考え方についていくつかご紹介します。
家事・育児の意味
洗濯・掃除・料理など毎日同じことの繰り返しで終わらない家事にうんざりした気持ちになりませんか?
私は新しいことを知ったり、新しい環境に身を置くことで充実感を得るタイプなので家事育児で1日を終えてしまった日は罪悪感や虚無感を強く感じていました。
そのような状況が1年続いていました。社会に出た時に自分の価値はないのではないかと焦りイライラして家族の雰囲気が悪くなっていく一方でした。
しかしこの本では仕事(家事・育児)の捉え方を変えることでどんな仕事も天職になると書かれていました。
あなたが家事・育児をすることで誰にどのような価値を与えれるのかを書き出してみると毎日同じことの繰り返しと思っていた家事がとても意味のあることに思えます。
私の場合は家族に安心して過ごせる居心地の良い環境を提供する事で、彼らが外の世界(仕事・保育園)で最大のパフォーマンスを発揮することができると考えることで家事育児に価値があると意味を見出しました。
散らかっているより綺麗な部屋の方が心が落ち着くから掃除をする
清潔でふかふかな服やタオルの方が気持ちいいから洗濯をする
さらにどうしたらもっと居心地のいい素敵な環境を作れるかなと考えて創意工夫しようという気持ちまで生まれます。
やってることはいつもと同じ掃除・洗濯ですが気持ちが変わるだけでこんなにも心が晴れやかになるのかと驚きました。
私ばっかり・・・という気持ちとの向き合い方
私ばかりが我慢している。私ばかり自由な時間が奪われている。など「私ばかり」と不満がたまって機嫌が悪いママになっていませんか?
私は家族のバランスを保つために好きだった仕事を辞めて専業主婦になったので辞めたあと1年は不満がたまり愚痴が日に日に多くなっていました。そんな自分に対して自己嫌悪になってしまい悪循環が生まれていました。
私ばかりが・・・という気持ちに対してどのように向き合えばいいのでしょうか。
それは「主体的なギバー」になる事です。
誰かに何かをするときは、見返りを求めず貢献することに喜びを感じる人が結果一番得をすると書かれており、そういう人を「主体的なギバー」と呼んでいます。
注意したいのが減私奉公の人にならない事です。自分を犠牲にして人に与える人は一番損をしてしまいます。
主体的ギバーになるためには限られた時間を大切にして自分が意義を感じることを選択して与えることが重要です。
つまり「私ばかり」と思ってしまうのはやらされている・自分を犠牲にしていると思っているからです。そうではなくて自分で選択しているという意識をもつことが大切です。
私の場合は今子供との時間を大切にすると選択したのは自分だからその環境を維持するために最適な行動をしているんだと自覚することでやらされているから自らやっているにマインドが変わり不満がなくなりました。
何度言っても夫が変わってくれない時
何度も何度も同じことを注意しても変わらない夫にイライラ。
注意していることは小さいことだけど積み重なると負担が増えるし毎日のことだから直して欲しい。でも口うるさく言ってる私だけが疲弊していく現実。
どこの家庭でもこのような悩みはあるのではないでしょうか。
でも、よく考えてみると他人を変えることほど難しいことはないと思います。今すぐに変えることができるのは自分の行動だけ。自分で変えることができる範囲を「影響の輪」と呼びそこに限られた時間と気持ちのエネルギーを集中させることが大切です。
私自身も夫が変わることに期待をしても自分のエネルギーが削られていくのが分かりきっているので、もう諦めることに。(笑)
例えば洗濯物が裏返しのままだったら、直さない。注意もしない。そのまま洗濯をする。着るタイミングで裏返しの服ばかりになって不便だと感じるのは夫です。そこでようやく行動を変えてくれるのか、別に気にしないのかは夫が判断すればいいと考えるようになりました。
問題点に対してまずは自分が変えれる範囲(影響の輪)と自分で変えられない範囲(関心の輪)に分けて書き出し変えれることから始めてみましょう。影響の輪の部分に集中することで他は気にならなくなってきますよ!
夫婦のコミュニケーション
2人目出産後、一時期夫ととても関係が悪くなってしまったことがありました。
そのころは、話せば夫への不満を毎回ぶつけて喧嘩になるからだんだん会話をしなくなりました。
その時にこの本を読んで「対話」の重要性を知ることができました。
議論(問題解決のための会話)をする前に対話でお互いの背景を共有することが必要です。
例えば夫が仕事でミスして精神的にダメージがあった日に家に帰ってきても「なんでこんな事もできないんだ!」と怒られたらムカッとしてしまいますよね。
今日はこんなことがあったんだという対話をすることで、お互いの背景を理解して議論に進むことができます。
関係が悪いとき私は口を開けば「これして、あれして」「産後1ヶ月くらいはいつも以上にサポートして」「なぜできないの?」と責めるようなことを言っていたなと反省しました。
その後は「お疲れ様、今日はどうだった?」と対話をすることを意識するようになりました。そうすると夫も嫌だったことを一度吐き出すことができてその後私がお願いしたことも素直に聞くことができるようになり関係も良くなりました。
そしてもう一つ大切なことは議論をする時(問題を解決したいとき)は「人」と「問題」を切り離すことです。誰のせいの追求ではなく、問題に焦点を当てることを意識しましょう。
問いかけるときに「WHY」ではなく「HOW」「WHAT」で質問する。
つまり「なぜできないの?」ではなく「どうやったらできるかな」「何が問題かな」を問いかけ話し合うようにします。
以上、『だから僕たちは、組織を変えていける』という本から参考になった考え方をいくつか紹介しました。他にもためになったワークが色々あったので気になった方はぜひ28のワークをやってみてくださいね!